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2023.04.05

SEO対策としてのコンテンツマーケティングとは?導入メリットと注意点

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ユーザーに価値の高い情報を発信することでコンバージョンにつなげる「コンテンツマーケティング」が注目を集めています。

従来のWebマーケティングではアプローチが難しかった潜在層に働きかけたり、長期的なパフォーマンスを期待したりすることができるのが大きな魅力。


今回は、コンテンツマーケティングの概要や注目され始めた背景、メリット・デメリットを解説します。

潜在層にアプローチできる「コンテンツマーケティング」とは?

コンテンツマーケティングとは、ブログ、SNS(Facebook、Instagram、Twitter、LINEなど)、メルマガ、動画広告などを通し、読者にとって価値のあるコンテンツを制作・発信するマーケティング戦略の一種です。

一般的には、見込み客を獲得・育成し、コンバージョン(CV)に結びつけ、ファン化してもらうといった一連のプロセス全体をコンテンツマーケティングと呼びます。

その特徴として、従来のWebマーケティングのように商品・サービスへのニーズが明確な顕在層をターゲットとするのではなく、まだニーズが顕在化していない潜在層にアプローチするという点が挙げられます。

コンテンツマーケティングが重視され始めた背景には、従来の広告アプローチによる消費者の広告疲れのほか、ユーザーの情報収集の場がテレビや新聞といったマス媒体からSNSやブログといったオープンな場に移行しているという状況があります。

また、Googleが不正なSEO対策に乗り出し、良質なコンテンツが検索上位に表示されるようになったこともポイントといえるでしょう。

より能動的な姿勢で商品・サービスを選び、購買したいという考えを持ち始めたユーザーにとって、企業が伝えたい情報ではなく、ユーザーが知りたい情報を発信するコンテンツマーケティングは非常に効果的といえます。

自社の媒体(オウンドメディア)で役立つ情報を発信することで、潜在ユーザーは好きなときに、好きな情報を、好きなだけ入手することが可能。従来の広告が「広く、浅く」アプローチしているのに対し、コンテンツマーケティングはユーザーの興味を「狭く、深く」深掘りすることができます。

コンテンツマーケティング導入メリットと注意点

コンテンツマーケティング導入のメリットと知っておきたい注意点

ユーザーにとって質の高いコンテンツを発信するコンテンツマーケティングには、具体的には下記のようなメリットがあります。

コンテンツマーケティングのメリット

潜在顧客との接点が増える

従来のWeb広告は、今すぐ商品・サービスを購入したいユーザーには有効ですが、まだニーズが曖昧な潜在層に対しては効果を期待できません。コンテンツマーケティングなら、有益なコンテンツをフックに市場に多数存在する潜在層のニーズを掘り起こすことが可能です。

コンバージョン率(CVR)が高い

コンテンツマーケティングの場合、ユーザーが能動的に情報にアクセスするため、コンバージョン率が高まりやすい傾向にあります。また、良いコンテンツはSNSなどでシェア・拡散されるため、一度に膨大なエンゲージメントを得られるチャンスも多いといえます。

コストパフォーマンスが良い

一定の費用が必要となるこれまでのWeb広告と比較すると、コンテンツマーケティングは自社の知識やノウハウを生かしてコンテンツを制作するため、コストパフォーマンスにも優れています。そのうえ、Web広告は決められた期間内で消費されますが、コンテンツはページを消さない限り、検索エンジンから半永久的に集客し続けることができます。

顧客ロイヤリティが高まる

継続的にコンテンツを発信することでユーザーとの間にコミュニケーションが生まれ、自社の商品・サービスに好感や信頼を抱いてもらうことができます。購買だけでなく、質の高いロイヤルカスタマーの形成にもコンテンツマーケティングは一役買ってくれるでしょう。

コンテンツマーケティングの注意点

一方、コンテンツマーケティングには注意しておきたいこともあります。

短期的な成果につながりにくい

コンテンツの蓄積に比例して訪れる潜在顧客の数も増えていくため、コンテンツマーケティングで成果を得るには一定の時間が必要です。早急に、ダイレクトに結果に結びつくマーケティング施策に比べ、短期間での成果は期待しにくいといえます。

時間と手間がかかる

Googleのクローラーが公開したブログをインデックスするまでに時間が必要などの理由から、コンテンツマーケティングをスタートしても、しばらくはページが上位表示されにくい状態が続きます。まずは、地道にSEO対策を行いながらコンテンツを増やしていきましょう。

効果測定が難しい

コンテンツマーケティングにおいて、問い合わせや商品・サービスの購入といったコンバージョンを測定するのは困難といわれています。PV数やエンゲージメントなど複数の指標でKPIを設定し、複合的に効果を測らなければなりません。

コンテンツマーケティングは"ブランド戦略"と捉えよう

コンテンツマーケティングを始める際は、メリット・デメリットの両面を踏まえた上で、長期的な目線で継続してコンテンツを発信していくことが大切です。

また、ユーザーにコンテンツを発見してもらうには、検索エンジンだけでなくSNSの活用も欠かせません。

コンテンツの更新を告知したり、そのジャンルに興味を持つユーザーとコミュニケーションを図ったりと、細やかなアプローチが大きな成果を生んでいくことでしょう。

>コンテンツマーケティングについて

>リスティング広告について

>SNS広告について

>ディスプレイ広告について

>純広告について

>SEOコンサルティングについて

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川合 陸登

デジメーション株式会社 アソシエイト

大学では機械工学を専攻していた理系卒マーケター。
WEBプロモーション会社での職務経験と数字への強さを活かして、クライアント様の売上拡大に従事。ECサイト・スタートアップ企業様のSEO対策やサイト制作を専門に請負う。

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