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2023.06.19

ディスプレイネットワーク広告とは?特徴やメリットをチェック!

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「現状より幅広いユーザーに商品・サービスをアピールしたい」
「Webサイトのアクセス数を増やしたい」

こんなときには、検索結果のリスティング広告枠や、アプリ、記事の広告枠に表示される画像を通じて
潜在層に対してダイナミックにアプローチできるディスプレイネットワーク広告がおすすめです。

今回は、GoogleとYahoo!それぞれの広告配信システムについて、特徴や両者の違い、メリット、活用する上での注意点を見ていきましょう。

GDNやYDNが主流。広告配信システムを活用した「ディスプレイネットワーク広告」とは

ディスプレイネットワーク広告とは、GDN(Googleディスプレイネットワーク)やYDN(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)などの広告配信システムを活用したディスプレイ広告(Webサイトの広告枠に表示される画像、動画、テキストを使った広告)を指します。

ユーザーを的確にターゲティングした上で幅広いWebサイトやアプリに広告を配信することができるため、潜在層へのアプローチに高い効果を期待することができます。

GDNとYDNの大きな違いは、そのシステムを通じた配信先。それぞれの主な配信先には下記のようなWebサイトがあります。

GDN

Google FinanceやBloggerなどのGoogle関連サイト(Google検索は除く)のほかYouTube、食べログ、pixiv、livedoor、BIGLOBE、Ameba、Google AdSenseを利用している個人ブログにいたるまで、200万以上のWebサイトと65 万種類以上のアプリが配信先の対象となります。

YDN

Yahoo!ニュース、Yahoo!メールなどの自社運営サイトや朝日新聞、毎日新聞、All About、NAVER、Ameba、クックパッド、exciteなどの提携パートナー企業。広告配信先は法人のWebサイトに限られるほか、PC・スマートフォンによって配信先が若干異なります。

広告を配信する際、最も大切な要素のひとつとして、ユーザーひとりひとりの属性や興味・関心にアプローチするターゲティングが求められます。GDNおよびYDNでも詳細なターゲティングを設定することができ、多岐にわたる配信先から、運用の目的に応じて、より効果の高いWebサイトに掲載することが可能です。主なターゲティング設定は以下の通りです。

ディスプレイネットワーク広告の主なターゲティング設定

・デモグラフィックターゲティング
性別、年齢、地域といったユーザーの属性に基づき広告を配信します。

・インタレストカテゴリ
興味・関心をカテゴリーに分け、当てはまるユーザーに配信する仕組みです。

・プレースメントターゲティング
配信できるWebサイトの中からURLを指定して広告を配信。「どんなWebサイトに表示させれば効果的なのか」「このWebサイトでは表示させたくない」といった条件があらかじめ決まっている場合に効率的です。

・リマーケティング(GDN)
過去に広告主のWebサイトを訪問したことがあるユーザーに配信します。

・類似ユーザーターゲティング(GDN)
広告主のWebサイトを訪れたユーザーと共通する属性を持つユーザーに広告を配信します。

・コンテンツターゲティング(GDN)
指定した任意のキーワードに関連するWebサイトに広告が表示されます。GDNにおける最も特徴的なターゲティングといえます。

・トピックターゲティング(GDN)
あらかじめ用意されている2,000以上のトピック(キーワード)から指定のトピックを設定すると、関連するWebサイトに広告が表示されます。キーワード選択だけですぐに、簡単に始められるものの、配信先のWebサイトも自動でカテゴライズされているため、精度を上げるためには工夫が必要です。

・サーチターゲティング(YDN)
検索ワードの履歴から広告を表示します。YDNにおける最も特徴的なターゲティングといえます。

・サイトカテゴリー(YDN)
あらかじめ設定したカテゴリーに属するWebサイトに広告を表示します。

・サイトリターゲティング(YDN)
GDNのリマーケティングと類似ユーザーターゲティングに相当する機能。過去に広告主のWebサイトを訪問したことがあるユーザー、それに似た行動履歴を持つユーザーに広告を配信することができます。

「無駄打ち」を避けて効率的に広告を配信できるのがディスプレイネットワーク広告の強み

ディスプレイネットワーク広告は、リスティング広告(検索連動型広告)などと比較すると商品・サービスをまだ認知していない潜在層ユーザーに向いているといわれています。効果的と考えられるユーザーに的を絞り、効率的に広告を配信することができるのが最大の強み。いわゆる「無駄打ち」を避けながら、高い成果を期待することができます。

しかし、一般的にディスプレイ広告はリスティング広告よりCVR(コンバージョン率)が低い傾向にあります。広告の対象が潜在層ユーザーを含めた幅広いユーザーとなるため、顕在層ユーザーを対象としたリスティング広告などに比べて成果を出すにはどうしても一定の時間がかかってしまうというのがその理由です。

また、GDN、YDNそれぞれにもデメリットがあります。

GDNのデメリット

・国内でも最大規模のアクセス数を誇るYahoo! JAPANの関連サイトに一切配信できない。
・操作面が扱いにくい。

YDNのデメリット

・専用のビジネスアカウントが必要
・比較的審査が厳しい

それぞれに利点もデメリットもあるため、GDNとYDNの併用もひとつの方法です。商品・サービスをまずは認知してもらいたいというときには、ディスプレイネットワーク広告の活用が効果的といえるでしょう。

ディスプレイネットワーク広告は、ターゲティングが効果を左右する

潜在層ユーザーへのアプローチに特化したディスプレイネットワーク広告は、ターゲティングが効果を左右するといっても過言ではありません。
活用する際はGDNとYDN双方の特性を理解した上で、より高い成果の期待できる運用を目指しましょう。

>ディスプレイ広告について

>純広告について

>リスティング広告について

>SNS広告について

>コンテンツマーケティングについて

>SEOコンサルティングについて

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早川 勉

デジメーション株式会社 シニア・アソシエイト

WEB広告代理店に入社し、主に西日本エリアのメディア担当として大手から地場企業までを広くサポート。アクセス解析やデータ活用を中心に効果改善を図る。

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