分析

2023.08.03

GA4の操作に困っている方必見!必ず押さえておくべき4選を解説

成果に繋げるアクセス解析なら

正しい設定、分析できていますか?理想の設計からお伝えします。まずは相談(無料)からでもお気軽にご連絡ください。

まずは相談してみる

Googleアナリティクス(UA:ユニバーサルアナリティクス)2023年7月1日をもってデータの取得を修了!
ということでGoogleアナリティクス4(GA4)に乗り換えたものの使い方に苦労されている方も多いのではないでしょうか。

私自身GA4を使っていますが機能も多い上に使いづらいと感じることも多く、UAとはまったく別の解析ツールといった印象です。

今GA4の操作に困っているという方へ、GA4を使いこなすために、
必ず押さえておくべきポイント4選をご紹介します。

GA4の見方4選

1.ユーザー属性サマリー

ユーザー属性サマリーの項目では、サイトに訪れたユーザーの年齢や性別、地域(位置情報)などを確認できます。そのため、以下のような場合におすすめです。

  • どんな属性のユーザーが訪れているのか知りたい
  • 想定しているターゲットユーザーがサイトに訪れているか知りたい
  • 訪問しているユーザーに合ったサイト・LPになるよう改善したい

ユーザーの年齢や性別、地域を確認

項目を表示するにはまず「レポート」をクリックし、表示されたメニューを下にスクロールします。次に「ユーザー属性」を選択し、「概要」をクリックします。

「Webサイトの設計時に想定していた属性のユーザーが訪れているか」などをチェックしましょう。

2.トラフィック獲得

トラフィック獲得では、ユーザーの流入経路や経路別のコンバージョン数などを確認できます。以下のような場合におすすめです。

  • 新規ユーザーやリピーターの流入経路が知りたい
  • アクセスを増やすために実施した施策の効果を測定したい
  •  広告経由・自然流入ごとのセッション数やコンバージョン数を確認したい

ユーザーの流入経路、経路別のコンバージョン数を確認

トラフィック獲得を表示するには、ホーム画面で「レポート」を選択し、「集客」>「トラフィック獲得」をクリックします。

3.ページとスクリーン

Webサイトの現状や成果を把握するには、ページとスクリーンを見ることが大切です。

ページとスクリーンでは、Webページまたはアプリごとの表示回数やコンバージョンなどを確認できます。なお、UAにおける「ページビュー」が、GA4では「表示回数」と表記されています。

ページビュー数(表示回数)、コンバージョンが発生したページを確認

ページとスクリーンを表示するには、ホーム画面のレポートから「エンゲージメント」を選択し、「ページとスクリーン」をクリックします。

4.CV

コンバージョンでは、コンバージョンとして登録されているイベントのデータを確認できます。Webサイトにおける資料ダウンロードやお問い合わせ、商品購入などの成果を確認したい場合に見ることをおすすめします。

イベントごとのコンバージョン数を確認

コンバージョンをチェックするには、ホーム画面から「レポート」を選択し、「エンゲージメント」>「コンバージョン」の順にクリックします。

GA4を使う上での注意

ここで少し注意したいのが、Googleアナリティクス4を導入した際、単にGA4のタグを入れてGTMで設定しただけでは思ったようにデータが取れない場合がある、ということです。

例えば、

  • レポートでは2ヶ月分しかデータが取れない
  • 年齢や性別データが取得できない

などです。
もちろん、UAの時にも設定が必要だった、

  • コンバージョン設定
  • クロスドメイン設定
  • 参照元除外設定
  • クエリパラメータの除外設定
  • Google広告やサーチコンソールとの連携

などは、GA4でも同様に設定が必要になります。

ぜひ知ってほしいレポート

探索レポート

ユーザー数やコンバージョン数などサイトの状況をより詳細に分析したいときに使います。

今まではカスタムレポートを使用しなくても、セグメントなどの機能を使ってある程度の分析をすることはできました。
しかし、GA4にはカスタムレポートが存在しないため、より詳細な分析をするには「探索レポート」の機能が欠かせないのです。

「探索レポート」の習得はWeb担当者において必須であります。
ですが、「自由度が高い為、求めているデータの取得が上手く出来ていない」「そもそも設定の仕方が分からない」など、使いきれていない方々も多いかと思われます。

そんな時は、代理店に設定してもらいGA4の新しい機能を大いに活用しましょう。

広告レポート

広告レポートとは、コンバージョン経路に関する専門的なデータが見えるレポートです。
Google広告アカウントとGA4を連携することで確認できるようになります。

以下のような特長があります。

  • 広告流入のデータに大きな変動があった場合「インサイト」に通知される。
  • 最もコンバージョン貢献したチャネルや、コンバージョンに至るまでのタッチポイントを詳細に分析可能。

広告を活用している場合は積極的に利用することがおすすめです。

まとめ

2023年7月よりユニバーサルアナリティクスのサービスが停止され、アクセス計測が出来なくなり、
GA4での計測が必須となりました。

ただ、「導入したものの使い方が分からない」など、導入後の運用でお悩みはありませんか?
デジメーションでは導入後の細かな初期設定、タグ設置、探索機能の活用方法までサポートしています。

GA4の操作に関して不安がある方はぜひご相談ください。

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まずは相談してみる

黒田 晴郎

デジメーション株式会社

大学では、消費者心理のマーケティングを学び、道の駅の集客活動に取り組む。現在は、一人前のマーケターになるため日々修行中。

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